To the upper world

巷では、なにかと2.0で片付けようという風潮だけど、広告使って消費者(最近は生活者っていうのかな)の心をつかむのはやっぱりクリエイティブがなくちゃ始まらない、と思いつつ・・・

Monday, October 02, 2006

ggg_掛け軸展


ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)に行ってきた。国際グラフィック連盟(AGI)のメンバーによる「掛け軸展」を見に。

なんでも、今年はAGIの総会が18年ぶりに日本で開催されるため、ggg以外でも作品展が開催されているらしい。

で、その掛け軸なんだけど、AGIのメンバー360名のうち、75名の作品が展示されていた。
日本人は20名近くの作品が展示されていたが、浅葉克己、福田繁雄、永井一正などなど、いわゆる大御所といわれるグラフィックデザイナーばかり。

そんな作品ばかり眺めていると、むかし、大学の時に受講した中村誠(資生堂でポスターとか作ってた人)の授業を思い出してしまった。
そう言えば、中村先生、ご健在なのかしらん・・・

そうそう、知らなかったんだけど掛け軸って、日本独自の装飾文化なんだって。クルクル巻いてしまっておけるのが、他の国の絵画とかにはないんだって・・・ てっきり、中国がオリジナルかと思ってた。

ということなので、やはり日本人の作品は、掛け軸の性質(?)をよくわかってるだけあって、良くデザインされておりました。

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