To the upper world

巷では、なにかと2.0で片付けようという風潮だけど、広告使って消費者(最近は生活者っていうのかな)の心をつかむのはやっぱりクリエイティブがなくちゃ始まらない、と思いつつ・・・

Monday, October 16, 2006

14th Raindance Film Festival


CMディレクター関根光才が作ったフェスティバル用のオープニングフィルム『Daughter』。

うーーーん、何度も見てしまいます。

女の子のバックに映ってる建物は、東京の板橋区にある都営西台アパート
大学の頃、この近くのつけ麺屋に良く行ってました。懐かしいなぁ、まだあるかな?

でも東京なのに、なぜこの女の子は関西弁?
お父さんの転勤で、関東に引っ越してきたんでしょうか・・・

8mmが主流だった頃の時代背景を考えれば、西台アパートなど日本の高度成長期時代に建てられた、いわゆる“団地”は、今で言う六本木ヒルズみたいなもんでしょうか。
きっとこのお父さんはエリートサラリーマンなんでしょう。8mmカメラもウチの親父が持ってたヤツより高級そうだし。。。
(昔の“団地族”って、今で言う“ヒルズ族”みたいなイメージで使われてたのかなぁ・・・ 違う?)

で、このクネクネ踊っている女の子、ちょっと調べてみると、カンニング竹山が出てるTXの「竹山先生?」のオープニングで踊ってる女の子なんですね。
芸名はストロングマシン2号・・・(なんじゃそれ?) ホントに小学生でした。ダンス業界じゃ、結構有名な女の子みたいですね。
ちなみに彼女のお父さんは、ストロングマシン1号! 2号と一緒にダンスフェスティバルなどに出てるとか。(このお父さん、本職は寺の住職!

このフィルムを見て、ストロングマシン2号をTVCMに使いたいって言うスポンサーもいるんじゃないでしょうか・・・

さて、若くして世界に認められた関根ディレクター、HATというCM制作会社に所属なんですね。広告批評の記事によると、CMはあまり好きではないそうです。なんでも映画とか映像系の仕事がしたくてこの業界に入ったとか。

彼のディレクター初作品『RIGHT PLACE(QT/WindowsMediaはこちら)』も秀逸です。

いいなぁ、才能のある人は・・・

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